四季・お客様・地域の紹介や、民宿小西屋についての様々な情報をお伝えしています。また管理人、若旦那の日々の出来事や、家族の紹介など随時お伝えします。
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同ホテルは、平家武将の末裔である伴家が享保3年(1718年)に温泉旅館を創業し、昭和9年に現在のホテル形態とした。湯西川温泉屈指の高級旅館として知られ、秘湯ブームもあり、平成8年2月期には20億円台の売り上げを計上していた。
しかし、その後の景気の長期低迷で湯西川温泉を訪れる観光客が減少。高級旅館としてのサービスを維持するため過剰な人員を抱えていたことも経営を圧迫。22年2月期には売り上げが約9億8000万円に落ち込み、7億円超の赤字を計上した。豪華な温泉施設や内装のための借入金も重荷となり、大幅な債務超過に陥っていた。
震災による直接的な被害はなかったが、予約客のほとんどがキャンセルとなり、4月はほぼ開店休業の状態が続き、その後も宿泊客が回復する見込みがたたないと判断し、事業継続を断念した。